何が頼りになりますか?

 昔の日本では、老後に頼るべきは子供でした。子供が親の面倒をみるのは当然のことでした。しかし現代では、親世代は「子供を当てにはできない」と思うようになっています。そのために「老後の資金を貯蓄することが必要」と考えます。「頼りになるのは結局のところお金」というのが、大多数の人の考えではないでしょうか。
 実は聖書にも「お金は身の守り」(伝道の書7:12)とあり、お金は助けになる、と言っています。しかし格言18章11節には次のような言葉があります。
 「裕福な人の富はその人の要塞(ようさい)。その人の想像の中では防壁である。」
お金を持っている人は、お金が頼りになる、と思います。まるで要塞のように「自分は守られる」と考えるのです。しかし続く言葉はきびしいものです。「想像の中では防壁である」つまり実際には役に立たない、と言っているのです。どういうことでしょうか?
 一例として、今から74年前の日本のことを思い返してみましょう。日本の各地は大規模な空襲にあいました。命や財産を失った人々は数知れません。人々にとって思いもかけなかった事態だったでしょう。現代日本人が「まさかミサイルは飛んでこないだろう。」と思っているのと同じかもしれません。また、最近は「誰かが攻撃しているのではないか?」と思うほど、災害が増えています。津波や洪水で命や財産を失った人もたくさんいます。
 「じゃあ一体、何に頼ればいいというのか?」と言いたくなるかもしれません。先ほど引用した「お金は身の守り」の前後を見てみましょう。
 「知恵に加えて財産があるのは良いことであり、人にとって役に立つ。お金は身の守りであり、知恵も実の守りである。しかし知識や知恵の利点は、人の命を保たせることだ。」
「知恵に加えて」とあるように、財産より大切なのは知恵であると述べられています。どんな知恵なのでしょうか?格言9章10節に説明されています。
 「知恵はエホバへの畏(おそ)れから始まる。最も聖なる方についての知識が理解を与える。」
宇宙と地球とすべての生命を創造したのは神です。私たち人間は本当に小さな存在だということを認め、謙虚になることが知恵なのです。格言3章13,14節でも知恵の大切さが強調されています。
 「知恵を得る人、識別力を身に着ける人は幸せだ。知恵を得ることは銀を得ることに勝り、それを手にするのは金を手にするよりも価値がある。」
知恵は金銀よりも価値がある、と書かれています。なぜでしょうか?イザヤ41章と48章を見てみましょう。
 「恐れてはいけない。私があなたと共にいる。心配してはいけない。私があなたの神である。
 私はあなたを強くし、必ず助ける。私の正義の右手であなたをしっかりと支える。」(41章10節)
 「私エホバは、あなたの神である。あなたのためになる生き方を教え、あなたを導いて正しい道を歩ませる。あなたが私のおきてに注意を払いさえすれば!そうすれば、あなたの平和は川の流れのように豊かになり、あなたの正しい行いは海の波のように多くなる。」(48章17,18節)
「あなたのためになる生き方を教え」る、つまり幸せになる生き方を教えてくれるのです。しかも教えるだけでなく、「必ず助ける」とも明言されています。この上なく力強い助けが差し伸べられているのに、それを活用しないのはまさに「知恵が欠けた」ことではないでしょうか?聖書によると、今は「対処しにくい危機の時代」です。「不法なことが増えるために大半の人の愛が冷えます」(マタイ24:12)との預言も現実になっています。現代は、かつてなかったほど、人類に神の助けが必要な時代と言えるでしょう。真の知恵をどうか取り入れられますように。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 8

なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス ナイス

この記事へのコメント