歴史に学ぶ

 人間は将来を正しく予測することができません。もしできたとしたら、事業に失敗する人や、結婚で不幸になる人や、事件や事故に巻き込まれる人はいないでしょう。将来を知りたいと思って占いに頼る人もいます。しかし占いが当てにならないことは知られていますし、聖書は占いを「汚れたもの」として禁じています。では、将来を知る方法はないのでしょうか?
 聖書は預言書でもあり、その預言はこれまで100パーセント実現している、とエホバの証人は主張しています。もし本当にそうであれば、聖書が将来について述べている預言を調べることで、将来を知ることができるはずです。聖書の預言は本当に信頼できるものでしょうか?過去に実現した預言の一部を調べてみましょう。
 中学校の社会の授業で、世界四大文明について学びます。メソポタミア文明、エジプト文明、インダス文明、黄河文明の四つです。メソポタミア文明といえば、「チグリス・ユーフラテス川」「くさび形文字」「ハムラビ法典」などの用語を覚えたのではないでしょうか。そのメソポタミア南部にバビロニアという国がおこり、その首都がバビロンでした。バビロニア王国が強大になったとき、王ネブカドネザルはユダヤ人の国に侵攻しました。ユダヤ人たちをバビロンに強制移住させ、従わない者はその場で殺害しました。ユダヤ人たちの都であったエルサレムには火が放たれて荒れ果てました。これが歴史上「バビロン捕囚」と呼ばれるものです。
 しかし、ユダヤ人たちにはこの事態が前もって告げられていました。エレミヤという預言者が遣わされ警告していたのです。エレミヤ25章7節~9節には次のように書かれています。
 「あなたたちは私の言うことを聞かなかった。自分の行いによって私を怒らせ、災いを身に招いた。」それで、大軍を率いるエホバはこう言っています。「あなたたちが私の言葉に従わないので、…私に仕えるバビロンのネブカドネザル王を呼び寄せ、彼らにこの土地と住民と周囲の国々を攻めさせる。それらを滅ぼしつくし、恐怖の光景に変え、ずっと荒廃したままにする。」
 ところが、ユダヤ人たちはエレミヤによって伝えられた警告を聞こうとせず、偽預言者たちの楽観的な「預言」を信じ、エレミヤを迫害しました。その結果エルサレムは滅ぼされ、人々はバビロンに連れていかれたのです。とは言え「バビロン捕囚」は期限付きでした。続く11章には「これらの国の人々は70年の間バビロンの王に仕えなければならない。」とも書かれていたのです。神はどのように「捕囚」を終わらせ、ユダヤ人たちを帰還させるのでしょうか?
 エルサレムの滅びからちょうど70年後、バビロンはペルシャ帝国のキュロス大王の攻撃を受けます。バビロンはユーフラテス川の水を引いた運河と、二重の厚い城壁に守られた都市でした。難攻不落と思われていました。しかしキュロスは、ユーフラテス川の流れを変えて運河の水量を減らしました。それでキュロス軍の兵士たちは、運河を歩いて渡ることができたのです。また、厚い城壁の二枚扉は、その日なぜか閉められていませんでした。バビロンの王族たちはその夜、宴会をもよおしており、あっけなくキュロス軍に制圧されてしまいました。このキュロス大王により、ユダヤ人たちは故国に帰ってエルサレムを復興するようにされるのです。
 このこともまた、イザヤという預言者によっておよそ200年前に予告されていました。(イザヤ44章27・28節)キュロスはまだ生まれてもいなかったのに、「キュロス」という名がはっきりと書かれていたのです。
 この例からも分かるように、聖書預言は正確です。ですから将来についての預言も信頼できます。「神は悪をすべて滅ぼし、地球全体を平和な楽園にする」と述べられているのです。しかし、その過程では神の戦争「ハルマゲドン」が予告されています。神に従い生き残るにはどうすればよいか、聖書からさらなる情報を得られることをお勧めいたします。

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